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第2回 「切れた電池を温めて使う」という生活の知恵

こんにちは。今回のコラムでは筆者のある朝の出来事にまつわるお話をしたいと思います。

我が家にはもうすぐ2歳になる男の子がおり、夫婦共働きですので平日は保育園で子供を預かって頂いています。お世話になっている保育園(病児保育事業は行っていない)では、子供を預ける前に家で必ず体温測定を行い、もし体温が37.5℃以上あると登園見合せになります。読者の中で保育園を利用されている方がいれば、きっと同じようなルールがあるのではないでしょうか。

さて、ある朝登園するためにいつもの様に子供の体温を測ろうとしたところ、電池切れで測定ができない事に気づきました。体温計に使われている電池はCR2032(直径が20mm、厚みが3.2mmのボタン型)という型のリチウム1次電池で、単3や単4乾電池の様に買い置きしていませんでした。朝の準備に追われ(小さなお子さんのいる共働き家庭の平日の朝は大変ですよね)近くのコンビニに買いに行くのも時間がかかります。とても困ってしまう状況ですね。

このような時は、よく生活の知恵として語られる「切れた電池を温めて使う」を思い出しましょう。電池をドライヤーの温風などで温めてから体温計を起動する事で、測定1回分くらいは電池を機能させることができます※。我が家もこれで早朝のピンチを切り抜けることができました。

ところで、何故「切れた電池を温めると延命できる」のでしょうか?この現象についてインターネット上では「化学反応が起きやすくなる」「活性化する」などと説明されています。実は、この「切れた電池を温めると延命できる」現象の背景には大変重要な原理があり、リチウムイオン電池の特性にも深く関わりがあります。

次回のコラムではこの原理について詳しくご紹介します。

※温めすぎると危険です。人肌程度までの加熱に留めてください。また、この方法での電池の延命はそれ程長くありません。すぐに新しい電池を準備することをお勧めします。なお、体温計の種類や室温等の諸条件によって同じ効果が得られないことがあります。

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