札幌営業所からは松前の桜を紹介します。
松前は大千軒岳(だいせんげんだけ)に向かって坂が続く坂の町で、松前城が有名なように歴史のある町らしく、多くのお寺があり北の小京都という感じの町です。
松前の桜は北海道で最も早く咲く事で知られており、松前城がある松前公園には桜前線の北海道上陸を知らせてくれる桜前線北海道上陸標準木もあります。
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| 桜前線北海道上陸標準木・染井吉野(ソメイヨシノ)<松前城前> |
松前には、松前公園ばかりでなく町中に多くの桜があり、時期になると坂一面に桜が咲き誇ります。 また、開花時期が異なる様々な種類の桜があることも松前の特徴で、4月下旬から5月中旬まで長い期間桜を楽しむことができ、また、濃紅・紅・淡紅・淡黄緑・白と種類によって微妙にちがう様々な色も楽しむ事ができます。
濃紅色では、“関山(カンザン)” <遅咲き>があり、紅色では、“大山桜(オオヤマザクラ)”<早咲き>・“南殿(ナデン)”<早咲き>・“糸括(イトククリ)”、淡紅色では、“染井吉野(ソメイヨシノ)”<早咲き>・“一葉(イチヨウ)”<遅咲き>・“普賢像(フゲンゾウ)”<遅咲き>、淡黄緑色では、“鬱金(ウコン)”、白色では、“雨宿(アマヤドリ)”、他にもたくさんあるようで紹介しきれません。
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| 白色“ 雨宿(アマヤドリ)” < 松前城前 > |
濃紅色“関山(カンザン)” <さくら見本園> |
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これだけ沢山の桜があると、珍しい桜にも出会えます。
天神坂の夫婦(めおと)桜は、白っぽい“染井吉野(ソメイヨシノ)”に紅色の“南殿(ナデン)”が接ぎ木された珍しい桜で、仲睦まじい夫婦に似て寄り添うように咲きます。
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天神坂の「夫婦桜」
(手前の白っぽい桜が“染井吉野(ソメイヨシノ)”
奥の紅色の桜が“南殿(ナデン)”) |
また、桜に関する伝説もあります。
江戸時代宝暦年間のこと光善寺本堂を修理するため、境内の桜を切る事となりました。
桜を切る前夜のことです。 住職の枕元に一人の女性が現れ、「死は明日に迫る身、血脈(けちみゃく。死んだ人が仏になるための書付。)を与えられよ」と頼みました。
住職は、夜も遅い事もあり「明日にしてくれないか」と断りました。 しかし、その女性は是非今いただきたいと、聞き入れないのでやむなく本堂に入れ、念仏を唱えて血脈を与えました。 翌朝、住職が切り倒されようとする桜を見上げたとき、葉の間に白いものが動いたので近寄ってみると、それは前夜与えた血脈でした。 「前夜のことはさくらの精がしたことだ・・・」と直ちに伐採を中止し、盛大に供養を行い、血脈桜の名が付けられたとのことです。
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| 血脈桜(光善寺) |
まだまだ、紹介しきれない有名な桜もあります。
できれば泊りがけの旅で、町じゅうの桜をのんびりと散策することをおすすめします。
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(アクセス) 函館駅から津軽海峡線・スーパー白鳥を利用し約40分で木古内駅へ、バスに乗換えて約1時間30分で松前に到着。
青森から津軽海峡線・スーパー白鳥を利用し約1時間20分で木古内駅へ、同じくバスに乗換え、松前に到着。
(お花見シーズンには函館駅から松前直通バスがあり、約2時間40分 )
江差から松前へはバスで約2時間。
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