?

?

知る・楽しむ Special

カンたん・カンづめクッキング!

ベジタリアンに大人気!だけじゃ、ないんです。

今年もまめに。歳のはじめの縁起物。

缶詰コラム

今年もまめに。歳のはじめの縁起物。

ゲンをかつぐ、縁起のいい食べ物。これからの季節、特に、生徒諸君!に心強いのは、『カツどん』でしょうか?
『縁起物』という考え方、季節の節目節目にある、『行事』のときの食事が、起源だといわれます。桃の節句には、白酒と桜餅。端午の節句には、ちまきと柏餅。その他、いろいろ、いろいろ。
なかでも、一年でいちばん重要な『季節の節目』と考えられたのが、もちろん、『お正月』。だからこそ、さまざまな『行事食』の代表として、お正月にいただくものを『お節』と呼ぶんだとか。
お重に詰められるお料理には、それぞれに『縁起』の由来が。で。今回のお題が『豆』ということで……手づくりLet`s Try!と思いたつと、「敷居高いよ」、いちばんの強敵と呼ばれる、『黒豆』。
できあがりの必須事項。真っ黒く(入れて煮る錆び釘。いまの釘って、だいたいステンレス。どこで売ってんの?)。皮にしわが寄らないように(キレイに煮あがっても、空気に当てたら、すぐしわしわに、なっちゃうんですが?)。

 
ガルバンゾ、世界レベルで庶民派です!

ガルバンゾ、世界レベルで庶民派です!
おせちに『黒豆』の理由。「真っ黒」に日焼けするまで、「しわも寄らず」長寿健康に、働けますように(※1)。特別な『ハレ』の『ご馳走』だから、丁寧なつくり方が、受け継がれてきたのかしら。
……ところで、『ガルバンゾ』という豆のお話。こちらは対して、がっつり『庶民派』。原産地はトルコといわれ、紀元前から中東やインド、エジプトなどでも、栽培・食されていたといわれます。古い時代から、人気の食材だったよう。
その人気は、現在も変わらず、世界中で。近年のデータでは、世界で100万トン(1年)近くの生産量があるようです。しかも、そのうちの半分以上が、インドだとか。
思い出しました、友人のミャンマーの方が、豆の話をしたことを。サッカーの試合をすると、インドの方、すごく“削ってくる”らしい。
「彼らは、“豆”をたくさん食べているから、骨が強いんだ」(※2)。
信じるか信じないかは……あなた自身の、、、身体でお試しください。

  • ※1 一説によります。
  • ※2 彼の主観です。
 

缶詰をつかったレシピ

フライド・ガルバンゾ
缶詰 まめ

フライド・ガルバンゾ

「あなたのために、ここまで、下ごしらえ、しておきましたよ」。まさに、そんな心遣いが、詰まっている気がします、豆の缶詰って。

  • 5分
  • 2人前

材料

  • ガルバンゾ豆缶(ドライパック)

    1缶(内容総量120g)
  • 強力粉

    適宜
  • 塩・好みのスパイス
    ※撮影ではカレー粉を使用

    適宜
  • 揚げ油

    適宜
材料

作り方

  • STEP1

    1ポリ袋に強力粉を入れ、ガルバンゾ豆を加える。空気を入れた状態で、袋の口を閉じて振り、粉を豆にまんべんなくまぶす。

  • STEP2

    2鍋に揚げ油を熱し、1を色よく揚げ、油を切る。

  • STEP3

    32に、塩・好みのスパイスを振り、絡める。

おいしくなるポイント

ビールにする?それとも、ハイボール?あきらかに、お酒のお友だち。使うスパイスは、お好みで。
シンプルにコショウ、和風に七味とか。手堅いブレンドスパイス、カレー粉もお手軽です。

レシピ監修・料理・文  タカイ チカ

缶詰料理研究家。2005年「缶詰マニアックス」(ロコモーションパブリッシング)著、2006年「冒険缶詰」(ワールドフォトプレス)監修。

?

?

?