昔の人も容器を使っていた
昔の人も、食べものを保存するために容器を使っていました。最初は木の葉や石を使っていましたが、その後「土器」という焼きものを発明しました。
人類の文化の始まりのメソポタミアではワインを土器や木の樽に入れていました。
日本でも縄文時代から、土器を使って食べものを保存したり温めたりしていました。
容器は昔から生活になくてはならないものでした。
缶詰の始まり
昔フランスに「ナポレオン」というリーダーがいました。ナポレオンはたくさんの部下の食事を用意するために、食べものを長く保存する方法をさがしていました。
そこで1804年に「ニコラ・アペール」という人が、食べものをガラスびんに入れて保存する方法を発明しました。これがびん詰の始まりです。1810年にはイギリスの「ピーター・デュランド」が、ガラスびんのかわりにブリキ缶を使う方法を発明しました。これが缶詰の始まりです。
日本では1871年に、初めていわしの缶詰がつくられました。
ブリキとは…
鉄とスズをつかった素材。
おもちゃの素材にも多く使われており、おじいちゃんたちが子どものときにはブリキのロボットが人気でした!今でもクッキーやチョコレートのお菓子の缶に使われています。
進化した缶詰
最初は缶詰をつくるのが大変で、手づくりのため1日に60缶くらいしかつくれませんでした。
1897年、「ジュリアス・ブレンジンガー」という人が缶詰のふたと本体を機械でクルっと巻きこんで、すきまがないようにしっかりと閉じるつくり方を考えました。ふたと本体の巻きこまれているところが、二回重なっているので「二重巻締法」とよばれています。
この方法で、空気中のホコリや細菌が中に入らず、たくさんの缶詰をつくれるようになりました。さらに「二重巻締法」でつくった缶詰を高温で殺菌することにより、食べものをより安全により長く保存できるようになりました。
現代の容器
1.手で開けられる缶のふた
1963年には、とても便利なものが発明されました。それは手で開けられる缶のふたです。
昔は缶を開けるのに缶切りという道具が必要でしたが、この新しいふたのおかげで、道具を使わずに手だけで簡単に缶を開けることができるようになりました。
2.缶に入る食べもの・飲みものが増えた
今では缶に入れられるものがとても増えました。食べものだけでなく、ジュースやコーヒーなどの飲みものも入れられて、コンビニやスーパーでたくさん売られています。
このように、容器はどんどん進化して、私たちの生活をより便利で豊かにしてくれているのです。
缶詰の
すごいところ
缶詰のおかげで、季節に関係なく、いつでも美味しい食べものや飲みものを楽しむことができるようになりました。
- ホゾンじぃ
- 缶詰から生まれた長生きのカメさん。こうらの中にはみんなの好物が詰まっているよ。
ホッホッホ、
なんでも
聞いとくれ。- エアティ
- ひんやり冷却スプレー缶のイエティ。夏は特に大人気!みんなからひっぱりだこだよ。
シューッ!。*
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